🌟親子で読むこころのヒーロー物語　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第1話＿大谷翔平選手＜メジャーリーガー＞

🎒小さいころの大谷選手って、どんな子だった？

メジャーリーグで大活躍している大谷翔平選手。

二刀流のスーパースターだけど、子どものころはどんな子だったのかな？

実は――「空気が読めない子」って言われることもあったんだって。

学校では、みんなと同じように行動するのが当たり前って、空気があるよね。

でも大谷選手は、自分のリズムを大事にしていて、周りに合わせるよりも「やりたいこと」に集中していたみたい。

小学3年生のとき、お父さんからもらったのは――なんと「目標管理シート」！

将来の夢、やりたいこと、苦手なこと、毎日の行動目標などを自分で書き出して、コツコツ毎日チェックしていたそう。

たとえば…

こうした「野球以外のこと」も、未来の自分のためにとても大切だと教わったんだって。

↓大谷選手が高校生時代に書いていた、目標管理シート

ママやパパに話してみよう！

ママ・パパへ

「変わってるって言われるのがイヤ…」と感じている子に、「それって“自分らしさ”なんだよ」と気づかせてあげられる時間になります。

大谷選手は、野球に全力で打ちこみすぎる反面、授業中に静かすぎて「ちょっと変わった子」と思われていたこともあったそう。

でも本人は気にしなかったよ。なぜなら、「自分がどうしたいか」を一番大切にしていたから。

周りと同じじゃなくてもいい。比べるのは「昨日の自分」

大谷選手は、ずっとそうやって努力を積み重ねてきたんだね。

今では、メジャーリーグでトップ選手として活躍しているけど、変わらないのは大谷選手の「まわりの人への思いやり」。

グラウンドのゴミを拾ったり、ボールボーイにサインをしたり、小さなことを自然にやっている姿が、たくさんの人の心を動かしているよ。

「ヒーローって、かっこいいだけじゃない」「思いやりのある人が、ほんとうの強さを持ってる」

そんなことを大谷選手は、プレー以外で教えてくれていると思うんだ。

大谷翔平選手のご両親は、「やりたいことは、自分で決めさせる」ことを大切にしていたそうです。

でも、決して放っておいたわけじゃありません。

そういう“あたたかい見守り”が、大谷少年の自己肯定感を育てていったのかもしれませんね。

＼変わってるって、実はとっても素敵なこと！／

大谷選手のエピソードは、そんなメッセージを私たちに届けてくれます。